脱毛サロンや医療クリニックに行って脱毛したいけど、時間や費用が都合つかずに、実現できない人も多いですよね。
となれば、気になるムダ毛は自己処理するしかありませんが、どうせ自己処理するなら、できるだけきれいな仕上がりになる方法を選択したいものです。
ムダ毛の自己処理方法として、多くの人が選択しているのが、カミソリを使った処理方法でしょう。
安価で入手でき、いつでも簡単にムダ毛を処理できる手軽さが人気の理由です。
【カミソリの種類】
現在市場に流通しているカミソリには、「I字型」や「T字型」「L字型」など、いろいろなタイプのものがあります。
中でもムダ毛の処理に適しているのは、「T字型」と呼ばれるカミソリであり、特に広い範囲のムダ毛を処理する際に、機能を発揮するカミソリです。
手元でコントロールしやすいデザイン性も、T字型カミソリの長所となっています。
また、内臓されている刃の枚数にも違いがあります。
一見刃が複数枚ある方が肌にかかる負担が大きくなりそうですが、複数枚あるタイプの方が肌にかかる負担を分散し、軽減してくれます。
自己処理する際には、できるだけ複数枚の刃が備わっているカミソリを選ぶことが必要不可欠です。
商品によっては、刃に肌を守るためのガードがついているものまであり、極力肌への負担を軽減することにこだわって設計されているものがたくさんあります。
【カミソリのメリットデメリット】
多くの人が利用しているカミソリでの自己処理ですが、当然ながらメリットだけではなく、デメリットも存在します。
メリットだけでなく、デメリットもしっかり把握したうえで、自分に合った処理方法なのかどうかを判断することが大事です。
≪メリット≫
・いつでも簡単に処理できる
・広範囲を一気に処理できる
・安価で入手でき、コストを抑えられる
・痛みがほとんどない
≪デメリット≫
・正しい方法でなければ、肌を傷つけてしまう
・仕上がりがあまりきれいではない
・すぐに次のムダ毛が生えてくる
【正しい方法を身に着ける】
カミソリでの自己処理を繰り返しているうちに、正しい方法で処理できているのかどうか、わからなくなる人もいることでしょう。
カミソリは、とても便利な道具ですが使い方を間違えてしまうと、肌を傷つける原因にもなります。
せっかく美肌になるためにムダ毛を処理するのに、肌が傷つきトラブルを引き起こしてしまっては、すべてが台無しです。
日常的に繰り返される作業だからこそ、ただなんとなく行うのではなく、正しい方法を身に着けておく必要があります。
「深剃り」や「逆剃り」など、間違った方法が長年身についてしまえば、ムダ毛を処理し続けるうちに、色素沈着や埋没毛などといった肌トラブルを引き起こしやすくなります。
【カミソリの正しい使い方】
少しでも肌の負担を軽くするために、定期的に正しい処理方法を確認しておくことも大事です。
①毛穴を開かせる
皮膚を柔らかくし、毛穴を開かせることができれば、ムダ毛を処理しやすくなります。
入浴中に蒸気で温めるか、蒸しタオルなどを使うと効果的です。
②シェービングムース
シェービング専用のシェービングムースやクリームを使い、剃っていきます。
石鹸やボディソープで代用すると、肌表面の皮脂まで奪われてしまい、肌に何もつけないまま剃ってしまうのと同じ状態となります。
面倒でも、専用のシェービングムースを使いましょう。
③毛の流れに沿って
毛が生えている方向へ向かって、刃を滑らせるようにします。
深剃りや逆剃りは、カミソリを使って自己処理するうえで、絶対にNGです。
④保湿する
ムダ毛を処理した後は、肌が乾燥し肌トラブルを引き起こしやすくなっています。
入浴中に処理したなら、あがった後すぐに化粧水やローションを使って保湿することが大事です。
【逆剃りは絶対にNG】
肌にカミソリの刃をあて、ゆっくりと滑らせる際、その方向に迷う人も少なくないでしょう。
どちらへ向けて剃るべきなのか、知識が無ければ迷ってしまいますよね。
また、少しでも次のムダ毛処理までの時間を稼ぎたいと思えば、できるだけ根元部分で剃りたくなり、深剃りしてしまう人もいます。
カミソリで自己処理をする際、深剃りもよくありませんが、毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」も絶対にNGです。
逆剃りすると、毛を根元からしっかり剃れるような気がしますが、肌には大きな傷がついてしまいます。
流れに逆らって剃られてしまう毛に合わせ、皮膚も強い力で引っ張られてしまうことが原因です。
刃と肌の間に生じる摩擦力が大きくなり、肌はますます大きな傷を負ってしまうことになるのです。
【まとめ】
カミソリを使った処理方法は、簡単な処理方法だからこそ、正しい方法を身に着ける必要があります。
処理の頻度が多ければ多いほど、肌にかかる負担も大きくなり、肌トラブルを引き起こしやすくなるからです。
少しでもムダ毛を根元から処理したいと思い、逆剃りをしてしまうと、肌はひどく傷つけられることになります。
自己処理を続けていくなら、肌にかかる負担を抑えた方法を学び、身に着けることが何よりも重要なのです。