体中に生えるムダ毛の中でも、アンダーヘアのお手入れに頭を悩ませる女性は、きっと多いことでしょう。
まったく処理をしないことに抵抗を感じつつも、どのように処理していいのかわからない、という人も少なくありません。
アンダーヘアは、毛量や毛質の個人差が顕著になる部位です。
剛毛だったり毛量が多い人であれば、ムダ毛を扱いづらく、処理するのに苦労してしまいます。
特に多くの人が悩まされるのが、長さや形に関するものです。
【アンダーヘアの特徴】
アンダーヘアは、人目に付くムダ毛ではないものの、きれいにお手入れする人が多いムダ毛の1つです。
綺麗に処理されていなければ「不潔」「不衛生」といった印象を与えてしまい、下着からもはみ出してしまうからです。
手入れされないままのアンダーヘアの長さは、7?から10?以上に伸びることもあり、衛生面にも影響を与えてしまうことになります。
またアンダーヘアは、お手入れしたいと思っても、気軽に誰かに相談しづらかったり、他人との比較が難しいムダ毛です。
そのため、自己処理の経験がなければ、どんな風にお手入れすればいいのか悩んでしまいますが、アンダーヘアは、長さや形、処理する方法によっても見た目の印象が大きく変わるムダ毛です。
長さまできちんと考えて処理しなければ、チクチクとした不快感まで味わうことになってしまうため、慎重なお手入れが必要とされます。
【アンダーヘアのお手入れアイテム】
アンダーヘアは「VIO脱毛」として、脱毛サロンや医療クリニックでも脱毛の施術が行われています。
ですが実際には、アンダーヘアのお手入れを、まだまだ自己処理している人の方が多いのが現実です。
施術してもらう人に見られることを、恥ずかしいと感じる人が多いことも、その理由の1つとなっています。
アンダーヘアを自己処理によって処理する場合、活躍するアイテムが、電気シェーバーやヒートカッターです。
これらのアイテムを使えば、きれいに処理することができますが、VIOラインは皮膚が薄く、とてもデリケートなため、刃物類を使って処理する際には、慎重な処理が必要です。
【それぞれの処理方法のメリットデメリット】
≪電気シェーバー≫
電気シェーバーは、カミソリのように刃の力でムダ毛をカットしていく道具です。
ですが、カミソリと違い刃が直接肌に触れることがないため、肌にかかる負担を抑えながらムダ毛を処理することができます。
毛の断面は丸くならないため、生え始めにはチクチク感を感じてしまう点がデメリットです。
≪ヒートカッター≫
アンダーヘアの自己処理に大活躍するヒートカッターは、ムダ毛を焼きながら処理する道具です。
電気シェーバーよりも、自然できれいな仕上がりにすることができますが、少量ずつしか処理できないため、時間がかかってしまいます。
毛の断面が鋭利になることがなく、生え始めの毛がチクチクすることがありません。
チクチク感がないことが最大のメリットとして人気を集めていますが、毛を焼くときに臭いがする点が、デメリットとなっています。
【アンダーヘアの理想の長さ】
アンダーヘアを自己処理する際に悩まされるのが、「長さ」と「形」ですよね。
アンダーヘアは、生えてくる毛量や毛質に影響されやすく、どの程度のお手入れをするかにより、印象が大きく変化します。
またちょうどよい長さでなければ、見た目だけではなく、下着の履き心地にも影響を与えてしまうほどです。
アンダーヘアの理想的な長さは、およそ2〜3?です。
この長さに処理しておけば、ムダ毛が下着からはみ出すこともなく、「きれいにお手入れされている」という好印象を与えることもできます。
またアンダーヘアの形を、好きなデザインの形に処理したいと思った時、融通が利く長さです。
自己処理する際には、2〜3?を目安にしてきれいに整えることをオススメします。
【それ以外の長さの場合】
≪長すぎる≫
理想とされる長さは2〜3?ですが、それより長ければ下着からはみ出しやすくなってしまいます。
陰部が隠れるというメリットもありますが、月経時には経血などの汚れが付着しやすくなり、不衛生になりがちです。
蒸れや悪臭の原因にもなります。
≪短すぎる≫
短すぎると、いかにも処理しましたという不自然な形になってしまいます。
月経時の経血の付着や蒸れがなく、衛生的ではありますが、生え始めにはチクチク感を感じることも多くなります。
アンダーヘアを、より自然な形で整えたいと考えるならば、やはり2〜3?がベストです。
【まとめ】
アンダーヘアを処理したいと思っても、他人のものを参考にすることもできないため、どんな長さや形にすればいいのか、迷ってしまいますよね。
アンダーヘアの理想的な長さは、下着からはみ出ることがなく、衛生的でなおかつ自然な形を維持できる長さです。
それ以上や以下の長さになれば、デメリットも出てきてしまいます。
アンダーヘアを処理する際には、処理する目的を明確にし、長さや形を慎重に決めてから処理することが大事です。
