自分の体に生えているムダ毛を気にするのは、大人の女性だけではありませんよね。
男性さえもムダ毛を嫌がる時代ですが、まだまだ子供ともいえる「小学生」や「中学生」でも、ムダ毛を気にする子がいます。
特に思春期に突入する中学生は、心身ともに大きな変化を見せる時期です。
心だけではなく、体にも大人に仲間入りするための変化が見られ始め、体毛もこれまでの産毛のような毛から、しっかりした毛が生えてきます。
【中学生とムダ毛】
思春期に入る中学生の体は、少しずつ成人の体へと近づいていきます。
それに合わせるよう体毛にも変化が見られ、毛穴が発達し、発毛サイクルが安定することで、しっかりとした毛が生えてくるようになるのです。
毛質の差も顕著になってくるため、毛深い場合、人一倍体毛を気にし、悩んでしまう女子も少なくありません。
お互いの見た目を気にし始める年代でもあり、体操服姿や水着姿になる機会が増えることでも、自分の体毛を気にするようになります。
毛深い体質が、自分自身のコンプレックスやストレスになってしまったり、いじめの原因となることもあるほどです。
【気になる場合は処理を】
子どもが自分の体に生えてくる体毛を気にし、悩み始めたら、親としては何とかしてあげたいと思うものですよね。
とはいえ、ムダ毛を処理するのはなんだかまだ早いように感じたりすると、どうしてあげればいいのか、親自身も悩んでしまったりします。
ですが、本人が体毛を嫌がり気にするようであれば、思い切って処理してあげる方が、何よりも本人のためです。
体毛が原因で余計なストレスを抱え込んでしまうより、きれいに処理することで、自分自身に思いっきり自信を持たせてあげましょう。
【中学生の脱毛】
中学生のムダ毛の処理方法を検討する際、「脱毛」も頭をよぎることでしょう。
昔と比べると、脱毛という施術は私たちにとって、より身近なものになりました。
ですが、中学生というまだまだ未発達の体で、脱毛をしても大丈夫なのか不安になるものです。
中学生でも「子供脱毛」として施術を受けることができる脱毛サロンや医療クリニックもありますが、その数はまだ多くはありません。
13歳から15歳という年代は、まだまだ成長の段階にあります。
発毛のサイクルでもある毛周期のリズムも整ってきますが、完全に整うわけではありません。
そのため、脱毛の施術を受けても効果がなかったり、新たに毛母細胞が活性化されることで、施術したはずの毛穴からムダ毛が生えてくることもあります。
また、脱毛の施術は肌にかかる負担も大きく、中学生の未発達の肌に与える影響は大きなものです。
【中学生のムダ毛処理方法①】
中学生という年齢を考えると、確実な効果が確約されず、肌にかかる負担が大きい脱毛を選択するより、下記のような簡単な方法で、ムダ毛を処理する方が賢明です。
≪カミソリや電気シェーバー≫
カミソリや電気シェーバーを使った方法は、ムダ毛の自己処理に慣れていない中学生でも、取り掛かりやすい処理方法です。
刃が複数枚セットされているT字型のカミソリや、安全に使用できる電気シェーバーは、中学生でも簡単に取り扱うことができます。
肌を保護する安全ガードがついているものもあり、そのような商品を選んで使用することで、肌の負担を減らしながらムダ毛を処理することができます。
【中学生のムダ毛処理方法②】
中学生でも簡単にムダ毛を処理する方法は、カミソリや電気シェーバーだけではありません。
≪除毛・抑毛クリーム≫
カミソリや電気シェーバーの刃による肌トラブルを避けたいと考えるなら、除毛クリームや抑毛クリームもおススメです。
どちらも、完全に脱毛することを目的としているのではなく、あくまでもムダ毛の量を減らしていくことを目的としています。
ジェルやクリームに含まれている薬剤の力で、肌表面に見えているムダ毛を溶かして脱毛したり、発毛サイクルを少しずつ狂わせ、毛が生えてくる量を抑制する効果があるものです。
肌に傷をつける心配がないことがメリットですが、薬剤の刺激が強く、肌に合わない可能性もあります。
【アフターケアの重要性】
成人でも、ムダ毛を自己処理した後のアフターケアはとても大事ですが、中学生となると、その重要性はさらに重みを増すものとなります。
ムダ毛を処理することで、まだまだ成長段階にある毛穴の機能や、発毛の細胞を傷つけやすくなるからです。
処理後の肌は一時的とはいえど、バリアー機能を失いデリケートな状態にあります。
しっかりとアフターケアを施さなければ、毛穴から細菌の侵入を許し、炎症などの肌トラブルを引き起こしてしまいがちです。
未発達の中学生の体は特に、バリアー機能も確立されていないため、さらに肌トラブルを引き起こしやすくなるのです。
ムダ毛を処理した後には、しっかりと保湿を心がけ、肌が乾燥しないように気を付けましょう。
【まとめ】
中学生であっても、ムダ毛を嫌だと思う気持ちは、大人の女性と変わりありません。
中学生という年代は、これから先も上手にムダ毛と向き合っていくための大事な時期です。
ムダ毛が原因でストレスを感じるようならば、思い切って処理する方が賢明ですが、処理方法は慎重に選択する必要があります。
成長段階にある体の機能を守りながらも、できるだけ簡単な方法で処理してあげることが、中学生のムダ毛処理に必要不可欠なことです。