ツルツルの肌をキープするためには、それだけこまめなお手入れが必要になってきます。そのため、毎日のように丁寧にムダ毛処理を行っている女性も少なくありませんが、しかしながら、その際にかかる肌への負担にも気をつけておかなければなりません。
肌をいい状態を保つためにはどのくらいの頻度でケアを行っていけばいいのか、自身にとって適切だと感じる方法を知ることが大切です。
もくじ
処理の頻度は可能な限り少なくするのが賢明
肌表面に生えているムダ毛を処理するのみでは、時間の経過と共に徐々に再生をしてきます。だからこそ、定期的な自己処理が必要になってくるのですが、その頻度は可能な限り少なく抑えておくのが賢明です。毎日処理をすることが悪いわけではありませんが、どんなに丁寧に処理を行っても、少なからず肌にダメージを与えてしまうというのが理由になります。
カミソリや毛抜き、除毛ワックスなどを繰り返し利用していると、負担をかけた毛穴が炎症を起こすリスクを高めるだけではなく、ダメージを受けた肌は保護機能としてメラニン色素を生成してしまい、黒ずみやくすみの原因にもなるのです。
せっかくムダ毛を処理できても、肌のコンディションが悪くては自信を持って露出することができなくなってしまいます。
自己処理の機会を減らす工夫をしよう
見た目が悪くなることから、特に美意識の高いかたにとっては煩わしいムダ毛ですが、ただ生えているだけではなく肌を保護する大切な役割があるものです。そのため、乾燥していたりホルモンバランスが崩れている、紫外線ダメージを受けている、そして自己処理によって定期的に刺激を受けている場合、肌を守るために余計にムダ毛が濃く生えてくるようになってしまいます。
ムダ毛の処理の頻度を少なくするためにも、毎日丁寧に保湿をすることや健康的な生活を送って紫外線対策も徹底すること、肌を守るために対策を行うことがポイントです。
ムダ毛そのものが減り、再生も遅くなれば、それだけ自己処理が必要な機会も少なくなります。
露出を控えるのも有効
洋服で隠すことができる部位に関しては、ムダ毛処理の頻度も減らしているというかたが多く見られます。手足やワキに比べたら、お腹周りや背中といった部位は、温泉やプールなどで肌を見せる機会がないとあまり気にならないものです。
肌の健康のためには、隠すことでムダ毛処理の回数を減らすのも有効な手段です。できる限り露出を控えておき、肌を直接見せないように心がけておけば、毎日の細やかなケアから解放されます。
具体的に週に何回くらいのムダ毛処理がベストか
ムダ毛処理は、肌へのダメージも考慮することが必要です。では具体的に週に何回ほどのペースが適切であるのか、これについては個人で体毛の量や毛質、肌質に違いがあることから明確な基準はありません。
ただ、処理した後にムダ毛が黒くポツポツと目立つようになり、肌触りもチクチクするようになったタイミングで次の処理を考えるようにすると、平均して週に2回程度に抑えることができます。
処理にカミソリを使うか、毛抜きやワックスを利用するかでも異なってきますが、少なくとも毎日の処理は肌ダメージのデメリットが多いことから避けておくべきです。
頻繁に利用しがちなカミソリの注意点
ムダ毛処理で多くのかたに利用されているアイテムがカミソリです。肌に滑らせるだけで簡単にツルツルにできますが、肌表面のムダ毛を剃るだけですので、またすぐに伸びてきてしまいます。そのため、使用頻度が高くなる点に注意をしなければなりません。
また、カミソリは刃を肌に当てることで肌に大きな負担をかけ、カミソリ負けなど炎症を起こしやすいこと、綺麗に剃れるからといって逆剃りをすることで角質が傷つき、カサカサ肌の原因にもなります。
手軽に綺麗にできる分頻繁に使いがちですが、やはり週に1回から2回の利用に留めておき、使用後はしっかりと保湿ケアを行って肌を休ませるように心がけてください。
肌を労わるなら毛抜きやワックスを利用しない
ムダ毛を剃るだけならすぐに再生してきてしまう、それならばワックスや毛抜きを使って毛根ごと引き抜いてしまおう、そう考えているかたは少なくありませんし、実際に利用しているかたも多くいます。
確かに、ムダ毛を抜くことで自己処理の頻度を減らすことができますが、しかし、肌への負担がカミソリの比ではありません。炎症や毛嚢炎を起こすリスクが非常に高く、その場では綺麗にできても肌ダメージを負うことで保護のためにより濃いムダ毛が生えてくるといった悪循環になってしまいます。
できるだけ利用を避けておくこと、どうしても使いたい場合には部分的なものに留めておき、使用後は肌をしっかりと冷やして保湿ケアを行うようにしてください。
頻度もやはり、週に1回程度に抑えておきましょう。
ムダ毛を目立たなくするケアはもちろん大切ですが、肌を労わることを忘れずに処理の頻度を考えることが重要になります。
自身の肌の様子を見ながら抑毛ケアもしていくこと、処理の回数を抑えられる工夫をしていくことで、肌のコンディションを保つことが可能です。