毛質には個人差があり、毛深い人もいればそうでもない人もいます。
体毛は、体の成長に合わせてしっかりした毛が生えてくるようになりますが、そのタイミングにも個人差があるものです。
小学生のうちからしっかりした体毛が生えてくる人もいれば、思春期になっても産毛ばかりが生えているという人もいます。
そのため、自分のムダ毛を気にし始める時期にも個人差があり、実際に処理を始めるタイミングも様々です。
【ムダ毛処理を始める時期】
成人の女性ならば、ほとんどの人が、ムダ毛を自分で処理した経験があるでしょう。
体毛の成長が活発になるのは、思春期に突入するころでもあるため、多くの女性が中学生や高校生の時期にムダ毛の処理を始めています。
ですが、ムダ毛がしっかりと生えてくる時期や、毛質毛量には個人差があるため、自分でムダ毛を処理し始めた時期にも、多少はばらつきがあるものです。
早い人になれば、小学生からムダ毛が気になりだし、処理を始めたという人もいます。
昔と比べると、子供の成長も早くなる傾向にあるため、小学生でも体毛がしっかりと生え始める子が増えているのです。
【小学生のムダ毛】
子どもでも当然体毛が生えてきますが、幼いうちの毛は、ほとんどが産毛レベルのものです。
小学生の高学年あたりになると、成長ホルモンが活発化することにより、体に変化が見られ、体毛もやがて黒くてしっかりした毛が生えてきます。
二次性徴と呼ばれる段階に突入し、脇毛や陰毛など、これまで体毛の生えていなかった部位にも体毛が生えてくる時期です。
毛質や毛量には個人差がありますが、この時期に体毛がしっかり生え始めることで、自分の毛質もだいたい把握できるようになります。
自分の体毛が人より濃かったりすると、恥ずかしいと感じてしまう子も出はじめ、悩んでしまったり、からかわれてしまう子も出てくる時期です。
見た目を気にする子ほど、自分の体に生えてくるムダ毛を嫌がるようになります。
【子供のムダ毛と向き合う】
まだ小学生なのに、ムダ毛を気にするなんて・・・と思う人もいるかもしれません。
ですが、見た目を気にし始めるのは心の成長でもあり、恥ずかしいと感じる子供の気持ちを、大人が否定してしまうのは、あまりいいことではありません。
恥ずかしさを感じる気持ちを理解してあげたうえで、ムダ毛に対してどんな対策をとるべきなのかを一緒に話し合うことが大切です。
ムダ毛が濃いことを気にし、心の負担となってしまったり、ストレスを感じているような場合には、処理してあげた方が子供にとってベストな選択となります。
ムダ毛を恥ずかしいと思う気持ちに、大人も子供もないことを物語っているものであり、子供のムダ毛に対して、大人も真剣に向き合ってあげる必要があるのです。
【小学生のムダ毛処理】
小学生のムダ毛を処理してあげようと思っても、どんな処理方法がベストな選択なのか、親としても迷うところでしょう。
小学生ともなると、まだまだ体の成長そのものが未発達な状態にあるため、ムダ毛を処理することに、不安や抵抗を感じる親も少なくありません。
大人の肌と比較しても、とても弱くてデリケートなため慎重に扱う必要があり、処理する場合、できる限り肌にかかる負担を抑えた方法を選択する必要があります。
小学生のムダ毛処理に向いている方法には、下記のようなものがあります。
・カミソリ
・電気シェーバー
・抑毛クリームやジェル
【カミソリや電気シェーバー】
カミソリは、ムダ毛の自己処理が初心者の人でも扱いやすい道具です。
とはいえ、小学生のムダ毛を処理する場合には、必ず大人がやってあげるようにしましょう。
肌を保護する機能がついているものや、刃が複数枚あるものを選ぶと、子供の肌を傷つけずにムダ毛を処理することができます。
必ず専用のシェービングクリームを塗布し、毛の流れに沿って刃を滑らせるようにします。
電気シェーバーも扱いやすい道具ですが、カミソリ同様大人が扱うことが大事です。
カミソリほど深く剃ることができませんが、カミソリより肌を傷つけるリスクが低く、見た目もきれいに仕上げることができます。
どちらの方法も、処理後は必ず肌を保湿し、アフターケアを怠らないことが大事です。
【抑毛クリーム】
抑毛クリームとは、配合されている成分が発毛サイクルに作用し、発毛のリズムを狂わせ、少しずつ毛量を減らしていくものです。
完全に脱毛したり、除毛できるわけではありませんが、毛量を少しずつ減らしていく効果があります。
毛深かったムダ毛が、気にならなくなるレベルになるなど、全体的な毛量を抑制していくクリームです。
子供の肌にも負担にならないよう、自然由来の成分がたっぷり配合されているものや、肌へのダメージをできる限り抑制することを考慮して開発されたものもあります。
美容効果を発揮する成分が配合されているものもあり、大人の女性からも人気を集めています。
【まとめ】
多くの女性が、中学生や高校生からムダ毛の処理を始めますが、それより早い小学生のうちから、ムダ毛の処理を始めている人もいます。
ムダ毛の生え方や生える量、その感じ方には個人差があり、ムダ毛を処理したいと思うタイミングも人それぞれです。
ムダ毛を恥ずかしいと思う気持ちは、小学生でも同じです。
ムダ毛を気にし始めている時にはその気持ちを理解し、どう対処するかを大人が一緒に話し合うことが、何よりも大事なのです。